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ちびろずるーむ

ちびろずるーむ

10月7日~9日




8日目。朝エラルゲンから、アウトバーンをベンツに乗って、

最後の観光地・ミュンヘンに向かいました。

車窓からの風景は、とても美しくて楽しくて。

小さな町が見えると城壁やら中心に教会やらがありました。

ミュンヘンはバイエルン最大の都市で、その昔は、

南ドイツで繁栄した宮廷文化の中心地でもありました。


ランチ後、市内半日観光に出かけました。まず、新市庁舎。

ここには、ドイツ最大の仕掛け時計があります。

写真がないのが残念ですが、この仕掛け時計の動いている

人形達は、等身大だそうで、とても驚きました。

バイエルン王家の末裔が今も生活をしているという、

ニンフェンブルク宮殿。バイエルン国王の夏の離宮でした。



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1663年に建造され、ドイツでも有数の見事なバロック建築で、

ここは第二次大戦でも被害を受けなかったので

荘厳な建築美を今に伝えています。この城の意味は

「妖精の城」だそうです。今はいろいろな博物館があります。



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宮殿内部は、ロココ様式の装飾と天井のフレスコ画が豪華絢爛です。

これは、大広間天井のフレスコ画ですが、右も左も上も下も

とても豪華過ぎて酔ってしまい、すっかりくたびれてしまいました。

私はどっちかというと、要塞好きです。



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宮殿から広大な庭に続く階段に居た獅子像。この後、

ヨーロッパの近代絵画を展示する、ノイエ・ピナコテークに行き、

ゴッホの「ひまわり」、クリムトの「マルガレーテの肖像」、

モネの「睡蓮」、ゴーギャンの「キリスト降誕」などの名画鑑賞。


ここで初めてヨーロッパの美術館では、フラッシュ無しなら

写真を撮っても良いことを教えてもらいました。嬉しかったです。

このドイツ最後の晩は、フリーでした。添乗員さんから、

「みんなでビアホールに行きましょう」と、お誘いして下さったのですが、

お酒が飲めない私は、疲れもあり、あまり気乗りがしなくて、

友達が風邪気味というのを理由にして、お断りをしました。


ホテル近くを歩いていると、行列しているイタリアンレストランを

見つけて、並びました。ドイツ人の若者2人と相席になり、

ドイツ語のメニューにチンプンカンプンの私達に、簡単な英語で

いろいろ説明してくれて、嬉しかったです。

とても美味だったです。


確かパスタを食べた記憶があります。他のテーブルでは、

大量のムール貝の蒸したのを食べている人が、多かったです。


この日は、最高8℃、最低0℃という寒さで、晩には雪が

降り出しました。10月初旬で雪という事実には、たまげました。


翌朝、またホテル近辺を散歩したように、思います。

その後、ミュンヘンからフランクフルトまで、飛行機で向かいました。

そしてルフトハンザ航空機の夕方の便で、行きと同じく香港経由で

日本に帰りました。疲れてぐっすりだったような・・・



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このたびのドイツは、特に帰国する頃、思った以上に寒かったので、

カシミヤのセーターで帰国したのですが、まず香港の空港に降りたときに、

かなりの暑さに参ってしまい、また関空に戻ると、もう1ランク暑くて、

当然ながら、セーターなんか誰も、着てませんでした。


汗をかきながら、旅の終わりを感じました。

これが私の最初のヨーロッパ、旧・西ドイツの旅です。

どうもありがとうございました。




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